X-T1からの買い替え理由は“AFスピード”
X−T1の写真の風合いがとても気に入ったものの、使い慣れてくると気になってきたのがオートフォーカスのスピード。
精度は決して悪くない、むしろD810にF1.4の単焦点をつけた時なんかよりはよっぽど安定している。でもなんとなく撮影のテンポがゆったりしてしまうフォーカススピードでして…。0.77倍のEVFは見栄えも良く、マウントアダプターでMFする方なんかにはすごくいいんでしょうけど、自分はAF頼りでしか撮りません。
X-Pro2はAFもイイ!と噂を聞いたので情報収集しているとこんな記事が。
X-Pro2 AFは速くなったのか?(メーカーサイトスペシャルコンテンツ内)
うん、どーなんでしょう?
最高速はX−Pro2をもってしても変わらない、という言葉もありつつも実際のレンズ各種での実測値を見ると安定して速くなっているような…。こればっかりは実物を触らないとわからないので、仕事の合間に店頭の実機を何度も触ってみます。
レンズを手持ちのものに付け替えて試してみるに、やっぱりX-T1よりAFは速い!手持ちのXF14mm F2.8R、XF35mm F1.4R、56mm F1.2Rのうち、前者2本はストレスが全く無いくらいに速くなりました。56mmは少し行ったり来たりがあるので、被写界深度的にも苦戦はしょうがないかなと。
でも総じてAFの不満はなくなりました、本当に。AF-CもX-T1のファームウェア4.00以降と比べてもかなり使える印象。ハイパフォーマンスモード時のEVFのフレームレートも速なったおかげか、AF–Cで連写した際にも違和感が薄れた気がします。
少し本体サイズは大きくなりましたが、今まで散々D4Sとか1D Xとかを振り回してきたのでこの程度は握りっぱなしでも可愛いものです。
時間を作って実写を重ねていきたいですね。
※お試しにフィルムシミュレーションACROS
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