Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8E FL ED VR 試写1(APS-C / D500編)

レビュー

今日は新しいレンズのテストを兼ねて少し撮影に行って参りました。

 

Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8E FL ED VR(D500)


城南島公園やら京浜島つばさ公園から羽田に離着陸する旅客機の撮影です。

 

城南島公園に行くと超望遠ズームをぶら下げた方がたくさんいらっしゃいました。その姿を見て「あ、これは70-200mmじゃ尺が全然足りないな」と思いまして、フルサイズでの使用は諦めました。

D500に付けっぱなしで撮影しましたのでAPS-Cでの画のみになりますが悪しからず。

画質的には非常にシャープで繊細な、さすがは高級ズームといった感じです。旅客機の細かい部分まで解像しているのが見て取れます。

 

以前にブルーインパルスを初めて撮影した時に感じたような、画のモヤっと感を感じません。やはり超望遠画角の引き寄せ効果により、大気の層が画質に影響を与えやすいのでしょう。

そのため下手に遠距離から超望遠レンズで収めるよりも、ある程度被写体に迫れる場所から撮影をするのが画質的にも余裕が出やすいのかな、なんて。

でもそういう場所こそ混み合っていたり邪魔な柵や金網に遮られたりするんですよね。

 

空は雲が多めでしたが天気は晴れ。空の鮮やかさが足りなかったため、RAW現像時に盛ってます。

いつも使用していた現像ソフトを“Lightroom 6”から“Lightroom CC”にようやく切り替えたため、何故かCCにしか実装されていなかった“かすみの除去”機能を試してみました。

 

適度に効かせれば陰影が強調されてメリハリが増します。コントラスト、彩度ともに高まるのでモヤっとした写真の救済に役立ちそうです。

 

FXフォーマットのフラッグシップモデルD5と同じAF モジュールを搭載しているAPS-CモデルのD500ですが、その恩恵で左右の端から端までフォーカスポイントが敷き詰めらています。これはもちろんフレーミングをする上で相当なメリットですが、撮影中に気になるのが“フォーカスポイント”自体の大きさ。

結構大きいんですよね…。なので今回は全部AF-CでシングルポイントAFに設定して追ってます。速度が遅いし一定なので全然余裕です。

ダイナミック25点測距なんかにすると、補助エリアが広がりすぎる気がするんですよね。D5はファームウェアのアップデートで従来モデルのように“ダイナミック9点”測距に対応したようですが、D500にも来ませんかね。補助AFポイントの数は少ない方が精度は高いはずなので。

 

通りがけの船も撮影。画像サイズの問題でわからないですが、水しぶきまでしっかり描写されております。

 

野良猫の撮影なんかにはこのレンズはもってこいでしょうね。嵩張りはしますが、咄嗟のピント合わせと抜群に効きの良い手振れ補正によりシャッターチャンスに強いです。

カメラとレンズ双方の性能が良すぎて、逆に感想が薄くなってしましました。


日が落ちてきましたので、次の記事にて夜の撮影編を

 

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