気軽に持ち運べるミラーレス一眼って素晴らしい
FUJIFILMのカメラで写真を撮るのがやけに楽しい。
NikonやCanonのデジタル一眼レフカメラを使用する際にはRAW現像前提で必ずRAWで撮影。そして初代から6までアップデートしながらずーっと使い続けているAdobe Photoshop Lightroomにて現像をしておりました。
なんだか撮影後の作業が必ず必要なイメージがあり、タイミングよっては撮影後の現像がたまってしまい億劫になってしまうことも。
過去にデジタル一眼レフカメラで撮影した写真
Canon EOS 5D Mark III
Canon EOS-1D X
私の好みの色合いはCanon系のややマゼンタがかった発色の良い色合い。さすが人物写真はCanonで撮っているというプロの方が多いのもうなづけると言えるイメージで、人肌が実物以上になめらか、綺麗に写せます。
Nikon D4S
Nikon D810
NikonはD4S、D810では色調が見直されただけあって少しCanon寄りに近づいたかな?とは感じてます。もちろんLightroomで現像する上ではカメラ側の色合いと発色が異なりますので、カメラキャリブレーションの項目ででメーカー準拠のCamera Standerdからマゼンタ寄りに微調整したものを初期値として登録してます。
Nikonのデジタル一眼レフカメラのハイエンドモデルは機械としての性能や操作性、信頼感や所有感といったものが高いだけに、あとはやけに写実的過ぎる絵作りだけ…若干の不満を抱いてます。
FUJIFILM Xシリーズ
ではFUJIFILMのXシリーズは?というと、個人的にはJpegの撮って出しでok。逆にこの色合いを再現しろと言われても私の拙い現像テクニックでは近いようなレシピを作り出すことは不可能です。
(あんまりたくさん撮れていないのでサンプルが微妙ですみません…)
ライティングをして撮影すると少しパンチが効きすぎるFUJIFILM
近年写真を撮り溜めた後に「現像しなきゃ…」といった強迫観念というか焦りを少なからず感じていた気がしてますが、Xシリーズで撮り始めてからはすごく気楽になりました。恐らくですが、この感覚が他マウントから乗り換えてXシリーズを使っている皆さんが満足している理由の一つなのかな、と思います。
同じメーカーの製品を買い換えていくと、高感度耐性や解像力などは世代を経るにつれて向上していきますが、根幹の絵作り…全体の画の印象を色調の部分はほとんど同じ傾向なんですよね。先述のNikon D4S、D810などの方針転換の成功例もありますが、プロも扱う機材ですので結構慎重にならざるを得ないと思います。
FUJIFILMのXシリーズの絵作りはパッと見て「おおっ、綺麗!」と思わせられるのが魅力であり、多くの撮影結果が安定して“期待以上”なんだと思ってます。なので撮影が楽しい。たくさんシャッターを切っても、Jpegですでに完成されている(私の場合は、ですが)ので、その後はSNSに投稿するなり、プリントするなり楽しむだけなんですよね。RAW現像の手間がないだけで写真を撮る楽しみに集中できるんでしょうね。(RAW現像も含めて作品作りに没頭できる方は別として…私の趣味はそこまで高尚ではございません。
そんなこんなで、よくクチコミサイトなんかを見ていると「写真を撮る楽しみが蘇ってきました!」みたいなご意見に共感できました。機材にばっかり興味がいってしまい、肝心の写真は何撮ればいいかわからない症候群に陥ったことありませんか?ようやくそこから脱出できそうです。
さて、出だしからだいぶ話が逸れました。
フィルムシミュレーションブラケットを試す
フィルムシミュレーションについてです。違う銘柄のフィルムに挿し替えるかのように絵作りを変化させられるこの機能。
私は普段“PROVIA”一択ですが、その他の特徴的な三種類を並べてみました。
やはり“Velvia”はフィルムに親しんでいる方からすると是非使ってみたいシミュレーションでしょうし、X-T1から追加された渋みのある“クラッシッククローム”も人気が高いようです。
こちらは比較用にフィルムシミュレーションブラケットで撮影したものですが、これだけの仕上がりの異なる写真が一度に残せるってすごいと思いましたね。
次回は実際にX-Pro2で撮影したスナップ写真を多数ご紹介しようと思います。
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