Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)BH-30LR 雲台
簡単にですが、Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)のカメラプレートと合わせて購入した同社製の小型自由雲台(ボールヘッド)をご紹介します。
私が入手したのは国内の輸入代理店の銀一にて最初に取り扱いを開始したレバークランプタイプ。
まずはレバーロックタイプの特徴から
レバーロックの解除状態
まず完全にレバーロックを解放した状態。この状態なら上からカメラやレンズのプレートを載せることができます。
レバーロックの半締め状態
続いてレバータイプの肝とも言える半締め状態。この状態であればクランプの横からプレートをスライドで差し込むことができます。
外すときも同様ですが、何よりスライドはできるけど積載したものが落下することがないというのがいいですね。
レバークランプの利点はもう一つ、スクリューノブタイプのものと大きく違うのはロック、アンロックの状態が一目でわかることですね。
完全にロックをした状態
上の写真は何も載せてない状態ですが、プレートとクランプの幅が絶妙にマッチしているためロックをするときに対して力をかける必要がなくとてもスムーズなところにこだわりを感じます。
カメラを縦位置で載せてみた
Lプレートとの組み合わせはこの縦位置での安定感が売りです。うん、見た目も素晴らしい。
BH-30LRはフリクションコントロールなし
こちらのBH-30LRは小型モデルのためフリクション(ボールのロックを緩めた際の粘り)を調整する機構はありません。
大型のものがボールの固定、小さなつまみがパンの固定となります。
体感的にはボールをロックするつまみを完全ロック状態から90°だけ緩めたところが、私のカメラ機材ではいい感じのフリクション具合となる感じ。
もちろん70-200mm F2.8などの大型レンズでは45°程度に抑えるなど身体に憶えさせる必要はありますが、フリクションコントロール用の専用ノブがないことはあんまり問題にならなそうです。
GITZO 1型三脚とのサイズのバランスはとても良い
トラベラー機構を利用して足を反転して収納する際にはヘッドのサイズのせいでやや閉じ切らないといった弊害はありますが、通常の収納方法でも縮長は短めなので気にせず使っています。
元々トラベラー三脚キット付属していたGITZO製のアルカスイス互換雲台もスマートで良いのですが、安定感はRRSのものが断然優れています。
RRSは意外と堅実な耐荷重表記をしますので6.8kgまでとなっておりますが、小さいのに下手に耐荷重20kgなどと記載してある中国製品等と比べてとても安心感があります。
以上、Really Right Stuff(リアリーライトスタッフ)BH-30LR 雲台のご紹介でした