- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/320s
- ISO: 400
注)日記のように書けるように、今後は文体を変えていきます。
焦点距離35mm相当のレンズの画角は普通だ。
このFUJIFILMの新世代単焦点レンズの一角「XF23mmF1.4 R LM WR」もとにかく普通である。
レンズ交換が可能な一眼で写真を撮るうえで、50mm以上の画角であれば被写界深度の浅さを活かして背景と主題をそれぞれ意識した作画がしやすく、28mm以上の広角であればパースペクティブを活かしてダイナミックな構図を選んだり、引きの視点で見せたりと方向性が定まりやすい。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/680s
- ISO: 320
その点35mmの画角は目の前の光景を自然に切り取ることができて撮りやすい反面、狙いがわかりづらい写真になりやすいように思う。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/2700s
- ISO: 320
35mmはM型ライカ使いの人も常用する人が多く、レンズ一体型APS-CコンパクトカメラのFUJIFILM X100Vにも採用されていてきっとスナップにも最適な画角だろうに、意外と街中で撮って「これだ!」という手応えを得るのが難しい。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/1900s
- ISO: 320
35mm判換算で35mm相当の画角となるこの「XF23mmF1.4 R LM WR」で撮影した多くの写真から「良いな」と思ったものを選び終わって気づいたのは「綺麗」とか「可愛い」とか「良い瞬間」が写っていること。そしてそれが狙いすぎに見えず、自然な雰囲気をまとっている。逆に言うと広角や標準画角の写真を選ぶときって、ちょっと狙った感じのものが増えがち?
良い光のおかけで息子の輪郭にハイライトが入り綺麗だなと思った。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/2900s
- ISO: 320
芝生にテントを立ててコンビニ飯。奥に脱いであるおそらく妻のものであろう靴がなんとなく状況を説明してくれてる気がする。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/2.2
- Shutter speed: 1/3800s
- ISO: 320
「持ち上がるかなー??」「おお!!持ち上がった!!!」の瞬間。
- Camera: X-H2S
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/2.5
- Shutter speed: 1/1250s
- ISO: 3200
近所の図書喫茶の2階にある子供が遊べるスペースで「機関車が…ウィリーしたぁぁぁぁぁ!!!」がツボに入って楽しそうな息子。
- Camera: X-H2S
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/250s
- ISO: 400
窓から空模様を眺めることを知った3歳の夏。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/1.4
- Shutter speed: 1/125s
- ISO: 1250
ママが珍しくいない夜。iPadで動画を見せながら時間をつぶすもさびしくてお口が赤ちゃんになってしまう。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/4
- Shutter speed: 1/1250s
- ISO: 400
会社に向かう途中にあった家屋が取り壊されて新しい何かを迎える準備をしている。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/2
- Shutter speed: 1/320s
- ISO: 400
在宅ワークが終わる頃に空が焼けてると慌てて飛び出す。だいたい間に合わない日が多い。
- Camera: X-Pro3
- Focal length: 23mm
- Aperture: ƒ/2
- Shutter speed: 1/1250s
- ISO: 3200
品川アクアパークのイルカショー。FUJIFILMの新型23mm F1.4はAFが速くて瞬間を逃さない。
35mmという画角は気構えせずに撮りやすい。このナチュラルに目の前の光景に対峙できる感覚が、良いシーンや瞬間を迎え入れる、飛び込んできたときに写し止められる秘訣なのかもしれない。
そしてわずかな滲みとすっきりとした描写、瞬間を捉える快適なAF性能が写真にみずみずしさを与えてくれる。(気がする)
自分から前へ、前へと迫っていくよりは「あっ!」と思った瞬間にカウンターパンチを合わせるかのごとく切り取ることができるレンズです。
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