SONY α9を久しぶりに持ち出して撮影 〜FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS 1本勝負〜

レビュー

最近PENTAXの画作りにハマっているので、SONYのカメラを使ってませんでした。

会社の同僚と四人で休みの日に撮影に行くことになったので、PENTAXシステムとともにm持ち腐れていたα9FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GMを持って行きました。

 

■最初は飛行機から


羽田空港に行き来する飛行機を撮影するため城南島のほうまでやってきました。あいにくの雨だったので、城南島海浜公園から車でさらに移動をし、結局は空港から海沿いを歩いた辺鄙なところで撮影をしています。

α9はブラックアウトフリーの20コマ/秒の連続撮影ができ、バッファにも余裕があるまさに動体向けのカメラ。とりあえず撮ることだけは容易なので枚数だけはたくさん撮りました。

 

ソラシドエアの機体の後ろにJALの機体が。これも空港付近ならではの光景です。

 

旅客機って結構メジャーな被写体だと思うのですが、あまり撮りに行くことがないのでいまいち構図とか撮影のセオリーがわかりません。

曇天だったこともあり、空に機体が映えるような写真も撮れないので、練習のつもりで撮影を繰り返します。

何はともあれもうちょっと機体のこととか、構図のこととかを予習しておけば良かったと後悔。

 

日頃は動体撮影にはお世辞にも強いとは言えないPENTAX K-1 Mark IIで撮影しているので、α9での撮影は本当に快適です。快適≠楽しさ なので、α9での撮影が楽しいかといえばなんとも難しいところですが、やっぱりAF性能なんかは高いに越したことはないですよね。

試しにスローシャッターで流し撮りなんかも試してみます。曇天とはいえISO100でも1/16000くらい出てしまうような日だったので、持参した可変NDフィルターで光量を落としています。

どれも陸が近いのは、着陸寸前の機体を撮っているからです。できれば今度は離陸して上昇していく機体を捉えてみたいものです。

 

■次は海辺の鳥


鳥を撮るとのことで三番瀬と呼ばれる海辺で鳥を探しました。ところが、パッと見たところ鳥の姿はなし。

すでに昼下がりの時間帯が悪かったのか、はたまた午前中の雨模様のせいなのか….。私は初めての撮影地だったので日頃がどのような状況かすら知らないわけで、ひとまず歩いて鳥を探します。

 

砂浜をピョコピョコと歩く小さな鳥を発見!せわしなく動き回るものの飛ぶ気配はありません。

なんとなく遠巻きに写真を数枚撮ってみます。フルサイズで400mmまであると、かなり圧縮効果が効いてきます。やたらとこんな感じの写真ばかりを量産していたら、突然飛び立って眼の前から去ってしまいました。鳥の生態がわかりません…。

 

逆光だと波打ち際がキラキラと光って綺麗でした。海藻の緑もまぁ鮮やかです。

なんとなく思い思いに写真を撮ったり、海を眺めたりしてのんびり過ごす休日も良いものです。

 

防波堤に鳥が集まっているとの情報があり、集合。

少し日が陰ってきたくらいの時間帯ですが、ドラマチックに見せるためにホワイトバランスを日陰にしています。

 

青空ならばしっかりと色を出したかったのですが、本日はものすごい曇天。ですがこうやって望遠レンズで撮影するといい感じに雲の表情が出て、これはこれでといった感じ。

 

フルサイズで400mmだと、遠くを飛んでいる鳥には尺が足りませんね…。α9はあまり画素数が多い機種でもないので、あまりトリミングもしたくありません。同じSONYでもα7R IIIのように4000万画素級だと話は変わってくるのでしょうが。

とはいえ高精細画質はPENTAX K-1 Mark IIとK-1 Limited Silverで間に合っているので、SONYには足りない動体撮影性能を補ってもらうのが正解なはず。α7R IIIの万能性は気になりますが、我慢です。

SONYのEマウント用のテレコンバーターは2倍でもAF性能がさほど落ちないという話なので、それは近いうちに試しておかねばと思いました。

 

近くまで迫ってきてくれれば、自慢のAF性能で捉えることは容易です。ただ、不規則に動く飛びものを撮るのはやはり難易度が高く、構図やタイミングなど、カメラの性能以外のセンスや、被写体に対する知識が問われると思い知りました。

 

柵から飛び立つ瞬間を連写。柵がなだらかにボケていく様は、解像だけでなくボケ味にもこだわっているG Masterレンズの性能の高さでしょうか。

 

浜辺でちょこまかしていた小さな鳥たちが急に飛び立ちました。こんなにいっぱいいるならもう少し分散してくれると撮りやすいものですが、群れというやつですか。

 

EVF機では当然なのですが、ホワイトバランスを変えれば表示にも反映されます。覗いたときの美しさはOVF(光学ファインダー)のほうが絶対に良いと思ってましたが、この日のようなどうしようもない曇天時には、ホワイトバランスなどをいじって脚色した風景を見れるのが、むしろモチベーションに繋がったような気がします。

 

すすきにピントを合わせて。最近は重量はお構いなしのとにかく高性能なレンズを引っさげてNikon、Canon、Panasonicまでもがフルサイズミラーレス市場に参入してきましたが、SONYはやっぱりフルサイズとしては最高にサイズを抑えた軽量システムですね。

100-400mmのような長大なレンズを付けていても片手でブラブラできるので、スナップ的な撮り方も苦になりません。

 

植え込みに彼岸花を発見。私の住んでいる埼玉の西武線沿線には巾着田という彼岸花(曼珠沙華)の群生地があるのですが、行きたい行きたいと思っているうちに、今年も見頃を逃してしまいました。来年こそは撮影したいと思います。

 

黒猫がこっちを見ていました。近づくと当然逃げてしまうので、遠くからササッと撮影。

 

■最後にゲートブリッジを撮りに


 

最後の撮影地はゲートブリッジを望む若洲海浜公園(多分)。完全に連れて行っていただいた感覚なので、よくわかっていません。

車で移動中の橋から夕日が見えたので撮影。たまたま自転車が横切ってくれて、なんとなくそれっぽい写真になりました。

 

さて、ここからは風景写真なのでPENTAX K-1 Mark IIにバトンタッチです。PENTAXで撮影した写真はまた別の記事でご紹介したいと思います。

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