フルサイズ信者がPENTAX KPを買う〜ひたすら外観写真編 1 〜

レビュー

PENTAX KPを購入しました。SONY α9や、以前もFUJIFILM X-Pro2などを使用してミラーレス一眼の良さも理解できていますが、やっぱり撮影していて楽しいのは“一眼レフカメラ”。

同じくPENTAXのフルサイズモデル K-1 Mark II、K-1 Limited Silverを使っていますが、最近スナップ撮影をすることが増えてきたので、携帯性に優れたカメラとしてKPを気にしていました。

すると、タイミング良くデジカメWatchで街角写真家と呼ばれている佐々木啓太さんの記事が公開。派手なおじさんだなぁ(褒めてます)と思いながら読んでみると、まさに一眼レフカメラで撮影をする楽しさが言葉にされていました。

一眼レフカメラの楽しさって「気持がいい」みたいな情緒的なものに寄ってしまうので、それを知らない人に伝えようとすると結構難しいですよね。特に初めて写真を始めるような人であればなおさらEVFで撮影結果がわかるミラーレス一眼のほうが失敗しません。

でも、イメージをして、それに近づく写真が得られるようにカメラを操って、それで良い写真が撮れたときの喜びはやっぱりミラーレスには得難いものだと思います。

さらに言うと、イメージを超えた写真が撮れることがあるのも一眼レフならでは。もちろん失敗もしますけどね。でもそれで良いんです。答えを見ながら計算式を考えるよりも、計算をしてから答えを導き出して、いろんな答えに辿り着くほうが面白いですよね!

 

そんなわけで今回はこんなミラーレス戦国時代の幕開け的なタイミングに、あえて購入したPENTAX KPについて紹介していきます。

■PENTAX KPの外観


 

KPの外観デザインはノスタルジックでも、デジタル一眼レフらしいスタイルでもなく、独特です。

K-1を彷彿とさせるとんがり頭に、Nikon Dfのような前電子ダイヤル。グリップが交換式になっているため、シャッターボタンが肩に配置されているのもデジタル一眼レフカメラでは珍しいです。

 

やっぱりこのカメラは小型なLimitedレンズが非常に似合うようで(ズームレンズである20-40mmはそこそこ大きいですが)、それらを装着した外観写真を中心に掲載します。

※グリップはカメラに付属しているグリップ Sでは心もとなかったので、まずはグリップ Mを買い足しました。ですが、長時間握っていると手が釣りそうになってしまったため、一番ホールド性が良さそうなグリップ Lを使用しています。

グリップ Lを単品で買うと、あとで縦位置撮影用のバッテリーグリップを買ったときにグリップ Lが同梱されてきて被ってしまいます。なので、予めバッテリーグリップ D-BG7も揃えました。

HD PENTAX-DA15mmF4ED AL Limitedを装着

PENTAXを使うことになったらぜひ欲しかった広角単焦点レンズ。このサイズ感、佇まい、たまらなくありませんか?

 

くちばしのような先細りの花形フードが組込式になっており、スライドして伸縮します。

HD PENTAX-DA15mmF4ED AL Limited、バッテリーグリップD-BG7を装着

バッテリーグリップ D-BG7も装着してみます。バッテリーグリップを装着したときのKPの外観が好きです。このグリップ部分がラウンドしたフォルムが美しい。縦位置用のグリップと比べると、形状のせいで少し握りづらいんですけどね。笑

でも良いんです、見た目は正義ですから。KPも、HD DA Limitedレンズも軽量なので、バッテリーグリップ付きでも全然重さは苦になりません。常用しても良いくらい。

 

私は一眼を購入したときには必ず縦位置グリップも一緒に購入するタイプなので、カメラ本体に装着したときのスタイルはとても気にします。でも、各カメラメーカーさんの製品写真には、あまり縦位置グリップを装着したバリエーションって多くないんですよね。

実用性だけでなく、見栄や所有欲で縦位置グリップを装着する人も一定数いると思います。もっと装着画像をいろんな角度から見せたほうが、販売数も伸びると思うのですが…。

 

割とこういう角度から見たときも、縦位置グリップ付きのデザインは格好良かったりします。KPはグリップのつながりなどのデザインが特殊なので面白い造形です。

 

 

HD PENTAX-DA20-40mm F2.8-4ED Limited DC WR、バッテリーグリップD-BG7を装着

やっぱりKPにはこのHD PENTAX-DA20-40mm F2.8-4ED Limited DC WRが良く似合います。私はFA Limitedレンズはシルバーで3本揃えていますが、HD DA Limitedはメタリックな赤ラインが映えるブラックが好みです。

 

この佇まい、なんか「できるヤツ感」を感じませんか?KPは斜め前からの角度が良いですね。

 

この角度は多分L グリップじゃないとバランスが悪いかも。

 

 

ダイヤルがゴテゴテしてるのも個人的には好きです。

 

初めてみたときは最近のPENTAXのペンタ部のとんがりデザインは??でしたが、実物を色んな角度から見ていくと格好良く思えていきました。

やっぱりメーカーの用意してある製品写真はお決まりの角度のものばかりなので、製品ごとの個性が出る格好良い角度の写真のバリエーションを増やすべきです。

 

と、ここまでは“格好良い”写真。

これは“格好悪い”写真。笑 縦位置グリップ装着時に、縦長シルエット感を感じるとダサく感じてしまいます。

 

これもなんだか姿勢を正して胸を張っているような感じで格好悪いかも。いや、姿勢が良いのは良いことですよ。

ちなみに装着している丸型のアイカップは純正の「67アイカップ 」。銀色の取り付け部分が浮いて見えるかもしれませんが、個人的にはワンポイントでアリです。K-1シリーズにもお揃いで装着しています。

本来は67用に丸型の視度調整レンズを装着するためのもののようで、こちらのアイカップ単体では素通しです。可動式液晶に干渉してしまうのでメーカーとしては推奨していませんが、結構使用しているPENTAXユーザーは多いです。

 

最後はトップからの写真。うんうん。(自己満足)

次回はFA Limitedのシルバーカラーと組み合わせたパンダコーディネートの紹介を使用と思ってます。実写編はそのうち…。

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